日本でお弁当といえばおにぎり、サンドイッチ、巻寿司、その他ごはんとおかずの組み合わせ式お弁当などである。
幼稚園や学校の行事の都合で「昼食はピクニックをしますのでお弁当を持参させてください」ということがある。さて、どうするか。日本式におにぎりというのもなんだか・・・。
子供のお弁当の場合、フランスではサンドイッチとなる。昔はバゲットのサンドイッチに決まっていたのだが、最近では食パンのサンドイッチもかなり普及してきた。バゲットのサンドイッチの場合、バゲットを10センチくらいの長さに切り、縦に切れ目を入れて開き、バターを塗ってハムとチーズ(グリュイエール)をささっとはさんで出来上がりだ。1人分なら所要時間10分もかからないだろう。このサンドイッチ二つくらいをアルミホイルに包み、1人分パックになったポテトチップ、ブリックパックのオレンジジュースや小型のミネラルウォーター瓶一本、デザートとして携帯型コンポートやりんご、バナナなど食べやすい果物を入れてできあがりだ。日本のお弁当に比べてなんと簡単なこと・・・。ピクニックにはなぜかポテトチップが定番で、これを忘れると子供ががっかりする。
大人のピクニックとなるともう少し豪華になる。サンドイッチを中心にした場合でも中身はもう少し工夫したものも登場する家庭もある。ハムやチーズのほかにパテとピクルス、野菜もはさんでみたりもする。しかし面倒な人達はやはりハムとチーズだけで終わりの場合も多い。
以前のエントリーでも述べたが、フランスの食事は必ず「前菜、メイン、デザート」が基本だ。ピクニックでもその原則を変えず、前菜にサラダ、メインにローストチキン、付け合せの野菜の代わりにポテトチップ、デザートに果物という家族もある。飲み物はミネラルウォーターその他ソーダ類をアイスボックスに入れて持参する。
日本人はピクニックではシートを敷いて座るがフランス人はピクニック用のテーブルのある場所で食べたり、折りたたみ式のピクニックテーブルや椅子を持参する人が多い。もちろん日本人と同様シートを敷いて、ということもなくはない。
店にはピクニックセットとして大きなかごにお皿やナイフ、フォークなどが入ったものが売られているが外出の場合はあまり便利とはいえない。これらはむしろ大きな庭のある家の人が自宅の庭でピクニックしたりする時に使うのではないかと想像される。こういうピクニックでは飲み物はもちろん水だけでなく、きりっと冷やしたシャンペンやワインが登場する。シックなピクニックである。
木陰でピクニックし、そのあと子供はそのまま夕方まで遊び、大人は寝そべって読書というのが気持ちのよい6月である。
コメント(4)| Track back(0) | 2005年06月21日
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