une autre vieさんこんにちは。
明日もまた交通機関のストまであるようですが、いつものとおり、ストやデモをしているのは保証の厚い公務員やその家族が多数です。民間企業の人はストなどしていたら会社がつぶれて路頭に迷ってしまいます。
マスコミまで学生側に回ってたきつけている感がありますが、いったい何をどうしたいのか非常に不可解です。
ENAその他超エリートグランゼコールから今回のデモに参加した人がいたかいないかという情報は残念ながらありません。私の身の回りの個人的な状況だけを見ると、就職に心配のない学校(ecole de commerce、レベルが高いと言われている公立高校など)では今回のデモは別世界の話でまるで何事もなかったかのように通常授業が続けられていたようです。そんなところからも社会の分断が感じられました。
ふらんす(筆者) (2006-04-20 17:17:19)
■ シアンスポの学生が参加していました
私は3月当時に偶然パリを観光で訪れていた者です。
反CPEデモに有名グランドゼコールの学生が参加していたのか? という疑問になら私が少しだけ解答できます。
パリ政治学院いわゆるシアンスポの学生が参加していたことを証言します。
3月25日(土曜日)雨がぱらつく午後、私はパリ7区と6区の境界に近いSt.Guilaume通りのシアンスポを訪れてみました。その前夜、ホテルで見たテレビで、反CPEデモのニュースでインタビューに答えていた青年の下に「Sciences-Po」と字幕が出ていたのを見て「あのシアンスポか!?」と驚き、日程的にも余裕があったのでこの目で確かめようと思い立ち、手元のパリ市街地図を広げると7区にあることを知ったのです。
建物は、予想に反してあまり風格のない、20世紀後半スタイルの予備校のような建築でした。
「Institut d`etudes politiques de Paris」という看板を、用意していたポケット仏和辞典の項目と照合しても1字の違いもありませんでしたから、たぶん合っているはずです。
建物の入り口に守衛さんが立っていて、身分証の照合を求めているので、中に入ることはできませんでしたが、うまいこと通りがかった(それほど頻繁に出入りがあったわけではない)学生らしい青年に「今日は休みかい?」と英語で尋ねると「みんなデモに行ったんだよ」との解答。「どこに行ったの?」とさらに尋ねると、「この近くじゃないことは確かだね。警官がいないだろ?」との返事。観光客に過ぎない私は礼を言って立ち去るしかありませんでした。
ただし、通りの反対側にいろいろポスターが貼ってあり「Contre le greves / Le 22 mars Votez RED/ Rassemblement Etudiant de Droite」「Son refus de CPE le montre/ Gauche=Chomage」などと書きなぐるような活字で印刷されているました(辞書はありますが、私の語学力に自信がないので撮った写真を見てそのまま書き写します)。
通りの向かいの図書館にはシャッターが下ろされ、入り口には「La bibliotheque sera fermee au public le samedi 25 mars, pour des raisons de securite./Merci de bien vouloir nous en excuser(2行目部分ピンぼけのため不鮮明。誤字があったらごめんなさい)」という張り紙がありました。
私はその後、近くのENAも訪れましたが、こちらは守衛も誰もおらず、ポスターの一枚もなく、門を閉ざして静まり返っていました。その時点で初めて私はその日が土曜日だったことを思い出しました。